衝撃のグーパンを激写! 6選手退場の大乱闘劇の1枚が米TV局の年間優秀写真に
長身左腕ギャレットが相手ベンチに猛ダッシュ→衝撃の左フックで大乱闘に
7月30日(日本時間31日)のレッズ-パイレーツ戦で発生し、6人が退場処分になった大乱闘劇。この騒動を激写した1枚が米TV局CNNの年間優秀写真に選出された。地元メディア「シンシナティ.com」が伝えている。
レッズの本拠地で行われた一戦。パイレーツ8点リードで突入した9回2死の場面で“事件”は起きた。マウンドに歩み寄った捕手、コーチと話をしていたレッズの長身左腕アミール・ギャレット投手は、何やら三塁側を気にする様子。すると突然相手ベンチに向かて猛ダッシュ。トレバー・ウィリアムズ投手に向かって左フックをお見舞いし、すぐさまパイレーツの選手たちに囲まれると、レッズの選手たちもベンチから飛び出して大乱闘に発展した。
両軍が揉みくちゃになる中、特に存在感を発揮したのはレッズのヤシエル・プイグ外野手。巨体を駆使して相手を突き飛ばすなど大暴れし、羽交い絞めにされても怒りは収まらず。きっかけとなったギャレットがベンチに引きさがっても乱闘は続き、騒動は約5分間にも及んだ。
インクワイアラーのフォトグラファーであるサム・グリーン氏はこの大乱闘発生の瞬間を激写。ギャレットが5人以上の敵に囲まれながらもグーパンチを繰り出し、止めに入ったパイレーツの選手の帽子が吹っ飛ぶ衝撃の1枚となっている。記事によると「2019: The year in pictures」と呼ばれる賞のスポーツ部門に選出。数ある名ショットのうちの1枚となった。
グリーン氏はこの写真を「アミール・ギャレット対パイレーツ」のキャプションと共にツイートし、25000件もの“いいね”がついたという。この騒動では両軍合わせて6選手が退場に。この試合の直後にトレードが決定したプイグは、3試合の出場停止処分を移籍先のインディアンスで消化することになった。
(Full-Count編集部)