メッツ戦力外25歳右腕、韓国球界へ 最高限度額の約1億円で契約と地元紙
今季メッツでは9試合登板、0勝3敗、防御率6.59だった
メッツからDFA(事実上の戦力外)となったメッツの右腕クリス・フレクセンが、韓国プロ野球(KBO)の斗山ベアーズに入団することが決まったと米メディアが伝えた。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のマーク・クレイグ記者がツイッターで伝えたと、米最大の移籍情報サイト「MLBトレードルーマーズ」が報じている。
記事はクレイグ氏のツイートを紹介。「メッツからDFA(事実上の戦力外)となったクリス・フレクセンが韓国に向かうことになった。関係者によると、この25歳の右腕は斗山ベアーズで投げることになる」と投稿している。
記事はさらに「契約内容はまだ明かされていないが、(他球団からの申し出がなく)ウエーバーをクリアしてメッツに残留した場合よりも遥かに多くの金額を、フレクセンは恐らくベアーズから受け取ることになる」としている。
フレクセンは今季9試合登板で0勝3敗、防御率6.59。「MLBでの悲惨な成績だが、3Aのシラキュースでは今季手堅い活躍をした」としてきた。3Aでは26試合に登板、5勝3敗防御率4.46だった。
記事はまた、MLBでの過去3年間におけるフレクセンの球速を紹介し、今季は94.54マイル(約152キロ)として昨年の93.31マイル(約150キロ)から上昇したことに言及。「彼はKBOでコントロールの改善を示す必要がある。しかし、フレクセンは将来再びMLB球団から視線を浴びるに十分な若さがある」とも伝えている。
韓国紙「朝鮮日報」は、総額100万ドル(約1億円)の契約を結んだことに言及している。100万ドルは外国人選手がKBOの球団と初年度に結ぶ契約における最高限度の金額であるという。
(Full-Count編集部)