サイン盗み疑惑に揺れるアストロズ 韓国MVP右腕を「注視」と米敏腕記者
今季20勝を挙げたコールがFAに、チーム激震の中で補強に着手
サイン盗み疑惑に揺れるアストロズ。今季20勝の右腕ゲリット・コール投手がFAとなり退団が確実な情勢の中、来季への補強は進んでいるのか。MLBネットワークのジョン・モロシ記者は今季韓国プロ野球で20勝を挙げたジョシュ・リンドブロム投手をアストロズが注目しているとツイッターで伝えている。
モロシ氏は「ジョシュ・リンドブロムの市場を依然として注視している球団の一つがアストロズだ。関係者が伝えている」とツイッターに投稿した。
ドジャースでプロのキャリアをスタートさせたリンドブロムは2015年にアスレチックスから韓国ロッテに移籍。2017年にパイレーツで米球界復帰を果たしたものの、同年途中にロッテに復帰した。2018年に斗山ベアーズに加入すると1年目の昨季は15勝、今季は20勝3敗防御率2.50の活躍でリーグMVPを獲得した。
アストロズは今季メジャー30球団で最多の107勝を挙げてア・リーグ西地区を制覇。ワールドシリーズでナショナルズに3勝4敗で敗れた。サイン盗み疑惑が今後どのような展開を見せるか不明だが、退団するコールの穴をどのように埋めるか、動きは進めているようだ。
(Full-Count編集部)