“暴れ馬”プイグ が来日、都内で野球教室 伝授した「遠くに飛ばす」秘訣とは…
“プイグ先生”の強烈スイングに少年らも「強っ!」
今季レッズ、インディアンスでプレーし、FAとなっているヤシエル・プイグ外野手が14日、都内で野球教室の“特別講師”を務めた。
この日は少年少女が参加した「MLB CUP 2019」で全国174 チームの頂点に立った東京日野リーグの子どもたちが参加。序盤からプイグを質問攻めにした。
「どうやったら遠くに飛ばせますか?」の質問には「遠く飛ばそうとは思っていないけど、下半身を作ってから練習でやったスイングをすれば遠くに飛ばせる」と回答。さらに「どんな球種を待っているの?」と聞かれ、「常にストレートを待ってる。けど、打ちやすいのはカーブかな」と答えていた。
プイグは質問に答えただけでなく、子ども達に積極的にアドバイス。「バッターボックスに立つときは上方向はあまり意識しない。下半身にしっかりしたベースがあれば、自然なフォームで上方向に強いスイングができる」など具体的な助言を与えながら、約1時間細かく指導した。
「日本の野球は、努力していて丁寧というイメージ。皆さんもこのまま頑張っていたら上手くなると思います」と子どもたちにメッセージを送ったプイグ。最後には「僕も楽しかった」と笑顔を見せていた。
キューバ出身のプイグは2012年6月にメキシコに亡命。同年にドジャース入りし、メジャーデビューした13年から昨季まで6年間主力選手として活躍。プイグが在籍中はチームは6年連続で地区優勝。1988年以来の世界一を逃したものの、17年から2年連続でワールドシリーズへ進出した。今季の成績は24本塁打、84打点、打率.267、OPS.785。