2年前の「衝撃の大乱闘」が再脚光 田中将大の“女房役”が移籍で因縁の2人が同僚に…
2017年8月24日にロマインと元三冠王カブレラが大乱闘、計8人が退場した
ヤンキースからFAとなっていたオースティン・ロマイン捕手がタイガースと1年415万ドル(約4億5500万円)で契約合意した。米スポーツ専門メディア「12UP」は、2012年3冠王でタイガースの顔であるミゲル・カブレラと、ロマインが2017年に大乱闘を演じた“因縁の2人”が同僚になることを紹介。計8人が退場した大騒動に再注目している。
「12UP」は「タイガースに加入するオースティン・ロマインが、文字通りあの場面で一度ミゲル・カブレラと乱闘となったが、絶対にそれを忘れてはならない」とのタイトルで詳報。ヤンキースで田中将大投手の女房役として知られていたロマインがタイガースと契約したことに言及した上で「タイガースで一塁手を務めるのは、元3冠王のミゲル・カブレラである」と説明した。
記事は「彼は2017年8月にロマインと殴り合いを演じている。それによって2チーム総出となる大乱闘が始まったわけであった。この状況(ロマインのタイガース入り)は…いささか気まずいかもしれない」と指摘している。
記事はまた「この控え捕手が他チームに移ることを目のあたりにするヤンキースファンは悲しんでいる」とも伝えている。
ヤンキースとタイガースによる大乱闘は2017年8月24日に勃発。本塁上でカブレラとロマインが口論となり、激高したカブレラがロマインを突き飛ばすと、数発のパンチを繰り出した。これをかがんで避けたロマインは低い体勢からタックルし、倒れたカブレラを右の拳で何度もパンチ。この間に両軍ベンチから選手が次々と飛び出して大乱闘となり、計8人の退場者を出した。
チームメートになる2人が、どんな対応を見せるか。米メディアは早くも注目している。