田中将大が筒香のレイズ加入を歓迎 同地区に「やっと日本人が来てくれた」
16日は古巣・楽天の球団事務所に挨拶に訪れる
ヤンキースの田中将大投手が16日、楽天の球団事務所に挨拶に訪れた。同じア・リーグ東地区に属するレイズに筒香嘉智外野手が加わることが決まり、右腕は同地区での日本人対決を歓迎した。
2年総額1100万ドル(約13億円)でレイズに加入が決まった筒香。楽天生命パークに隣接する室内練習場で報道陣に対応した田中は「やっと東地区に日本人が来てくれたな、と。ここしばらく僕1人でしたし。これでスプリングトレーニングにメディアの方が東の方にも来てくれるかな、という思いです」と冗談めかして語り、筒香のレイズ入りを喜んだ。
同じ地区で優勝を争うライバルとなるヤンキースとレイズ 。今季もヤンキースが地区優勝、レイズが2位だった。「20試合くらいあるんですか? 確実に対戦することがあると思うので楽しみですね」。2010年にDeNAに入団した筒香との対戦経験はなく、メジャーの舞台での初対戦に胸を躍らせた。
レイズを「強力なライバルであることはもちろん変わりはないです。筒香選手が入ったことで絡めたいのかもしれないけど、それは入ろうが入らまいが変わらないです」と語った田中。来季はヤンキース対レイズ、田中対筒香の熱い戦いを何度も見られることに期待したい。
(高橋昌江 / Masae Takahashi)