田中将大、9年約354億円でヤンキース加入のコールは「強烈ですよ」
「本当にトップの一握りのピッチャーだと思います」
ヤンキースの田中将大投手が、投手史上最高額の9年総額3億2400万ドル(約354億円)でヤンキースに加入が決まったゲリット・コール投手についてコメントした。16日、古巣の楽天の球団事務所を訪問。その後、報道陣に対応し「本当に凄いピッチャー」と印象を語った。
今季アストロズで33試合に先発し20勝5敗、防御率2.50の好成績を残したコール。今季はア・リーグの頂点を争うライバルとして対戦したが、来季からはチームメートになる。コール加入への第一印象について「あぁ、来るんだ、決まったか、って感じです」と、田中は淡々と話した。
プレーオフで対戦したコールについて「いや、強烈ですよ」と笑った田中。続けて「あれをやっぱり、打って点を取らないといけないわけですから。本当にすごいピッチャー。本当にトップの一握りのピッチャーだと思いますね。見ていて、それはすごい感じました」と語る。
コールは2歳下だが、田中は「どういう風な登板間のルーティーンなんだろうとか、ゲーム前のブルペンでの入り方とか、いろいろ見る機会が自然と増えますから、そういうのを見るのは楽しみですね。どういう風にやっているんだろうって興味はあるので」と興味を示してもいた。
(高橋昌江 / Masae Takahashi)