元G長野&内海は苦戦、飛躍を遂げた広島一岡&DeNA平良 人的補償選手の移籍後は

元巨人で主力だった内海は1軍登板なし、長野も自己最少の72試合と精彩欠く

○長野久義(広島)
 2009年ドラフト1位でHondaから巨人に入団。入団1年目に打率.288、19本塁打をマークして新人王に輝く。翌2011年には打率.316で首位打者、12年に最多安打(173安打)のタイトルを獲得。ベストナイン、ゴールデングラブ賞をそれぞれ3度受賞するなど巨人中心打者として長く活躍した。昨年オフ、丸佳浩のFA移籍に伴い、人的補償で広島へ。今季は自己最少の72試合出場にとどまり、打率.250、5本塁打、20打点だった。

○内海哲也(西武)
 2003年ドラフトで自由獲得枠により東京ガスから巨人に入団し、長きにわたってエースとして君臨。入団3年目の2006年から13年までの8年間で7度の2桁勝利をマークし、2007年に最多奪三振、2011、2012年に2年連続最多勝利のタイトルを獲得した。2012年日本シリーズではMVPを受賞している。昨年オフ、炭谷銀仁朗のFA移籍に伴い、人的補償で西武へ。しかし今季は左前腕部を痛めた影響で1軍出場機会がなかった。

○竹安大知(オリックス)
 2015年ドラフト3位で熊本ゴールデンラークスから阪神入団。17年に1試合、18年に2試合に登板した。昨年オフ、西勇輝のFA移籍に伴い、人的補償でオリックスへ。移籍1年目の今季は10試合登板、3勝2敗、防御率4.50だった。今オフに右肘手術を受けた。

 まさに悲喜こもごも。広島一岡、DeNA平良らは新天地で飛躍を遂げた。一方、長野や内海は移籍1年目に苦しみを味わった。酒居と小野は新天地でどんなパフォーマンスを見せるだろうか。

(Full-Count編集部)

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