元G長野&内海は苦戦、飛躍を遂げた広島一岡&DeNA平良 人的補償選手の移籍後は

広島・長野久義(左)と西武・内海哲也【写真:荒川祐史】
広島・長野久義(左)と西武・内海哲也【写真:荒川祐史】

ロッテは小野、楽天は酒居をそれぞれ人的補償で獲得

 ロッテは19日、国内FA権を行使して楽天に移籍した鈴木大地内野手の人的補償として、小野郁投手を獲得したと発表した。一方楽天は国内FA権を行使してロッテへ移籍した美馬学投手の人的補償として酒居知史投手の獲得を発表した。

 日本球界でFA制度は1993年オフに導入された。人的補償は、FA宣言によって他球団に選手が移籍した場合、戦力低下の補償として移籍先球団から選手を獲得できる制度で、野球協約第205条の2に定められている。

 FA選手の前所属球団での年俸が上位1~3位(Aランク)か同4~10位(Bランク)の場合、人的補償が発生する。前所属球団は、移籍先球団が選んだ28人のプロテクトを外れた選手(外国人選手と同年ドラフト指名選手は除く)の中から、1人を指名して獲得できる。成長株の若手などがプロテクトから漏れ、人的補償で新天地に移る例も多い。

 人的補償によって移籍した選手では今季、12選手が現役でプレー。広島赤松は現役引退、西武高木勇は戦力外通告、ロッテ高濱は育成契約を結んだ。成績は以下の通り。

胃癌から復帰した広島赤松は現役引退、来季から2軍コーチに

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