15年ぶりに鷹に復帰した城島健司氏 球団GMが語るアドバイザーとしての期待は?
現在、出演している自身の釣り番組は2020年も継続する予定
ホークスだけでなく、メジャーリーグでの経験、実績もある城島氏。今後のソフトバンクをさらなる常勝軍団に発展させていくために、その経験や見地を生かしたい。そのために、選手の育成や球団フロントへの意見、提言を求める存在としているようだ。
「メジャーリーグのケースを見ても、元選手だからユニホームを着て指導しなきゃいけない、とかいう時代じゃない。編成、育成について意見を聞く、そういう役割を期待している。必ずしもフルタイムで働いていないと意見を聞いちゃいけないというわけではないですので」
球団のOBとして生かさないのがもったいないほどの実績、経験を持つ城島氏。引退後、7年間、野球界から離れていたが、王貞治会長は毎年のように球界復帰を打診してきた。そうして実現したこのアドバイザー就任だ。明確な役割は今後になってみないと分からないが、様々なアドバイスを球団に送る役目となる。
現在、出演している自身の釣り番組は2020年も継続する予定で常勤ではない。なお、将来的な指導者としての道筋かと問われた三笠GMは「その後のステップを明確に考えているわけじゃない」と答えていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)