広島鈴木が大幅昇給、西武に1億円プレーヤー続々…注目集めた主な契約更改は?
西武は大幅昇給組が続々、最下位でも“暖冬”のオリックス
〇パ・リーグ
【西武】
リーグ連覇を達成した西武は、MVPを獲得した森友哉捕手が1億2000万円アップという上げ幅で2億円プレーヤーに。他にも中村剛也内野手、山川穂高内野手らが大活躍した野手陣が大幅アップ。外崎修汰内野手、源田壮亮内野手はシーズン中のみならず侍ジャパンでも活躍するなど、1億円プレーヤーが多く誕生した。
平井克典投手 3500万円→1億円(6500万円増)
森友哉捕手 8000万円→2億円(1億2000万円増)
山川穂高内野手 1億1000万円→2億1000万円(1億円増)
外崎修汰内野手 7000万円→1億4000万円(7000万円増)
中村剛也内野手 2億6000万円→3億5000万円(9000万円増)
源田壮亮内野手 8000万円→1億4000万円(6000万円増)
金子侑司外野手 5700万円→1億2000万円(6300万円増)
▽内海哲也投手 1億円→7500万円(2500万円減)
【ソフトバンク】
ルーキー甲斐野央投手は開幕1軍入りすると、NPB記録となるデビュー13試合連続無失点と鮮烈なデビューを飾り、65試合に登板して2勝5敗8セーブ26ホールド、防御率4.14の好成績を残した。高橋礼投手も12勝(6敗)をマークして新人王に輝いた。周東佑京内野手も侍ジャパンに大抜擢されるなど、3年連続の日本一だけでなく話題の多い1年間だった。柳田悠岐外野手や、千賀滉大投手、今宮健太内野手らの契約交渉はまだ行われていない。
甲斐野央投手 1500万円→5000万円(3500万円増)
高橋礼投手 1400万円→5000万円(3600万円増)
周東佑京内野手 600万円→2000万円(1400万円増)
【楽天】
平石洋介監督のもと一時は首位争いを繰り広げる奮闘したが、最終的に3位となった。松井裕樹投手は68試合に登板し、38セーブ12ホールド、防御率1.94と大活躍。最多セーブのタイトルを獲得した。来季はロッテから鈴木大地内野手が加入するなど大型補強が行われており、今季を上回る好成績が期待できそうだ。
松井裕樹投手 1億1000万円→2億5000万円(1億4000万円増)
銀次内野手 8500万円→3年総額3億3000万円プラス出来高(2500万円増)
【ロッテ】
今季は4位と、昨年の5位から順位を上げたロッテ。益田直也投手は今季は60試合に登板し、4勝5敗27セーブ、防御率2.15と安定した成績を残した。また国内FA権を行使せず残留し、新選手会長に就任する。
益田直也投手 1億3000万円→3年総額6億円プラス出来高(7000万円増)
【日本ハム】
今季は5位に沈んだ日本ハム。有原航平投手は今季24試合登板し、15勝8敗、防御率2.46とエースとして成績を残し、契約更改の場で来オフにもポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー挑戦したい意向を球団に伝えている。野手では近藤健介外野手が3年契約を結び、大田泰示外野手が大台到達した。
有原航平投手 7000万円→1億4700万円(7700万円増)
近藤健介外野手 1億円→1億5000万円プラス出来高で3年契約(5000万円増)
大田泰示外野手 6500万円→1億円(3500万円増)
▽吉川光夫投手 7500万円→3500万円プラス出来高(4000万円減)
【オリックス】
最下位に沈みながらも“暖冬”となったオリックス。吉田正尚外野手は2年連続で全試合に出場し打率.322、自己最多の29本塁打、85打点をマークしベストナインにも選出された。入団5年目以内での年俸2億円到達は史上13人目。また山本由伸投手は8勝6敗、防御率1.95で最優秀防御率に輝き、山岡泰輔投手は26試合登板で13勝4敗、防御率3.71。勝率.765で初タイトルとなる最高勝率に輝いた。
吉田正尚外野手 8500万円→2億円(1億1500万円増)
山岡泰輔投手 4500万円→1億円(5500万円増)
山本由伸投手 4000万円→9000万円(5000万円増)
(Full-Count編集部)