鷹・今宮は2.9億円でサイン 来季が4年契約2年目「来年はフルで戦えるように」
今季は太ももの故障で離脱もあり、106試合の出場に終わる
ソフトバンクの今宮健太内野手が25日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の年俸2億6000万円から3000万円増となる2億9000万円で契約を更改した。昨オフに変動制の4年契約を結んでおり、来季はその2年目となる。(金額は推定)
今季は開幕直後から課題としていた打撃面が好調。シーズン序盤には打率3割台半ばまで浮上させてリーグ首位打者に立って成長を感じさせた。だが、左太もも裏の故障で6月半ばに登録抹消。1軍復帰後も不安を抱えたまま、プレーを続けていた。
今季は106試合の出場にとどまり、打率も昨季を下回る.256に。本塁打はキャリア最多タイとなる14本塁打を放ったものの、41打点も昨季を下回った。クライマックスシリーズファイナルステージでは第4戦で5打数5安打3本塁打6打点1四球という驚異的な活躍を見せて、日本シリーズ進出に貢献。CSのMVPに選ばれた。
交渉後の会見では「今年が今年だっただけに、来年は結果を残してチームを引っ張ってやりたい気持ちがある。打つこともそうだし、今年は守る方が散々だったので投手に迷惑をかけた。怪我を治して、フルで戦えるようにやっていきたい」と語っていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)