柳賢振、4年88億円でブ軍入りも韓国メディア辛辣予想 「困難な道のりが…」
柳賢振はDH制でヤンキース&レッドソックスが所属するア・リーグ東地区に移籍
ドジャースからFAとなっていた韓国人左腕・柳賢振投手はブルージェイズと4年8000万ドル(約88億円)で契約。27日(日本時間28日)にカナダ・トロントで入団会見し、「ハロー、カナダ! ボンジュール!」と英語とフランス語(カナダの公用語)で挨拶した。
今季はドジャースで14勝5敗、両リーグトップの防御率2.32。サイ・ヤング賞争いでも2位に入るほどの大活躍を見せて長期契約を勝ち取ったが、韓国メディアの見方は厳しいようだ。韓国紙「朝鮮日報」は「ブルージェイズに加入したことで、柳賢振は困難な道のりが待ち構えていることが予想される」と報じた。
理由は2つ。まずは指名打者制のア・リーグへ移籍すること。2つ目は同地区に強力打線を誇るヤンキース、レッドソックスがいることだ。ヤンキース、レッドソックスの両打線について、同紙は「破壊力抜群のラインナップを誇るMLBの2つのベスト球団」と評価。その上で「柳の対ヤンキースの成績は酷い」として、過去2戦で防御率8.17であることを紹介した。
レッドソックスとは18年ワールドシリーズ第2戦で対戦。先発して4回2/3で4失点。敗戦投手となっている。“コリアン・モンスター”は韓国メディアの厳しい予想を覆したいところだ。
(Full-Count編集部)