藤原が開幕スタメン、佐々木朗希獲得、福浦引退、大補強…ロッテ2019年10大ニュース
ドラフトで佐々木朗希を獲得、チームを支えた鈴木大地が楽天へFA移籍
○種市篤暉ら若手投手台頭、安田尚憲がファームで本塁打王&打点王
種市、岩下、二木、小島ら若手投手陣が躍動した。特に高卒3年目の種市は8勝2敗、防御率3.24と飛躍し、日本人投手最多タイの23イニング連続奪三振も記録した。また、高卒2年目の安田はファームで本塁打と打点の2冠に輝き、オフにはプエルトリコのウインターリーグでも15試合で打率.349と結果を残した。
○選手会長の鈴木大地が3度のサヨナラ打&国内FAで楽天に移籍
今季から選手会長に就任した鈴木が3度のサヨナラ打でチームを牽引した。1度目は4月9日のオリックス戦、2度目は6月1日西武戦、3度目は6月16日の中日戦でバットを折られながら右前に運び、9回に5点差を逆転してサヨナラ勝ちした。シーズン3本のサヨナラ打は球団タイ記録。シーズン終了後には国内FA権を行使して楽天に移籍し、新選手会長には益田が就任した。
○ドラフト1位で最速163キロ右腕・佐々木朗希を獲得
10月17日に行われたドラフト会議で大船渡の最速163キロ右腕・佐々木朗希投手を指名。日本ハム、楽天、西武とのパ・リーグ4球団競合となったが、井口監督が見事に当たりを引き当てた。2位でも大学日本代表の主力を担った強打の佐藤都志也捕手(東洋大)の指名に成功した。
○美馬、福田、ジャクソン、ハーマン獲得で大補強に成功
今オフ、楽天から国内FA権を行使した美馬学投手、ソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀平外野手を獲得した。同一年度に複数の選手をFAで補強したのは球団史上初めてとなる。さらには新助っ人として元広島のジェイ・ジャクソン投手、楽天からフランク・ハーマン投手の補強にも成功した。
○FAで鈴木、トレードで涌井、人的補償で酒居が楽天に移籍
鈴木、涌井、酒居の3選手が楽天に移籍した。今季の選手会長も務めた鈴木は国内FA権を行使、在籍6年間で48勝の涌井は金銭トレードで流出。美馬の人的補償では今季20ホールドの酒居が指名された。一方で楽天からは美馬、ハーマン、小野、西巻の4選手を獲得している。
(Full-Count編集部)