藤川、マートン、鳥谷、メッセら記録と記憶に残る選手たち 阪神10年代ベストナイン
1939試合連続出場の鳥谷、シーズン210安打のマートンら記録と記憶に残る名選手たち
【内野手】
捕手 梅野隆太郎
一塁 クレイグ・ブラゼル
二塁 平野恵一
三塁 新井貴浩
遊撃 鳥谷敬
梅野は入団1年目の2014年から92試合に出場し、守備のみならず7本塁打を放って存在感を表した。今季は65年ぶりに捕手新記録となるシーズン123補殺を達成。打撃でもキャリアハイとなる9本塁打を放ち、59打点、打率.266をマークした。
ブラゼルは2009年途中に阪神に入団。2010年には打率.296、47本塁打、117打点と大活躍し、ベストナインにも選出された。平野は2008年に阪神入り。2010年には172安打を放ち打率.350、24打点を挙げた。守備力の高さや打撃での成績により、2010年、2011年と連続でベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得した。新井は2010年には4番に座り、打率.311と結果を残した。
鳥谷は1939試合連続出場、2005年から13シーズン連続全試合出場。さらに歴代最長となるフルイニング出場記録667試合を達成し、長く甲子園の遊撃を守った。守備の名手として名高く、ゴールデングラブを5度、ベストナインを6度受賞。また選球眼の高さでも知られ通算1046四球は歴代14位の記録となっている。
【外野手】
福留孝介
マット・マートン
大和
福留は2013年に阪神に入団。2015年には打率.281、20本塁打、76打点をマークし、ベストナイン、ゴールドグラブ賞を受賞した。42歳の今季も10本塁打、打率.256をマークしている。記憶に残る言動やプレーも多かったマートンは、2010年から阪神で6年間プレーし、通算832試合に出場した。チームが2位となりクライマックスシリーズに進出した2013年には、キャリアハイの19本塁打、85打点をマークし、打率.314とした。2014年には首位打者のタイトルも獲得している。
守備力に定評のある大和は、2014年にはプロ入り初の本塁打を放つなど121試合で打率.264、24打点。また中堅手、二塁手とオールラウンドに守備力を発揮し、同年のゴールデングラブ賞を受賞した。
【監督】
和田豊
2012年から4シーズンを率い、3度のAクラス入りを達成。初年度こそ5位となったが、2013年には2位に入った。2014年には75勝68敗1分として2位に入り、クライマックス・シリーズでは3位広島、1位巨人を下して9年ぶりとなる日本シリーズに進出した。
(Full-Count編集部)