田中将大の17年PS初勝利、NYの10年代スポーツ界の試合7位に 7回無失点投球
田中はインディアンスとの17年地区S第3戦で7回3安打無失点の快投
米紙「ニューヨーク・ポスト」が、2010年代ニューヨークのスポーツ界でトップ10の試合を選定。ヤンキース田中将大投手が先発した2017年ア・リーグ地区シリーズ第3戦を7位に選出した。
2017年10月8日。0勝2敗で迎えたインディアンスとの地区シリーズ第3戦で田中は快投を演じた。92球を投げ、7回を3安打1死球7三振で無失点。7回にグレッグ・バードが値千金の本塁打を放って1-0で勝利した。勢いに乗ったヤンキースは第4、第5戦も勝ち、3連勝で地区シリーズを突破した。
記事は「ジョー・ジラルディ監督は第2戦で、覆って試合の結果を変えていたかもしれない死球判定にチャレンジせず、ヤンキースは2017年ア・リーグ地区シリーズで0勝2敗とした」と連敗スタートになったことに言及。そして、第3戦の模様を伝えた。「ヤンキースタジアムで行われた第3戦に1-0で勝利し、そのままシリーズ勝利を収め、選手たちが彼を救った。マサヒロ・タナカは7回無失点とし、7回の先頭打者グレッグ・バードがアンドリュー・ミラーから本塁打を放った」と振り返っている。
田中はポストシーズン通算8試合に登板して5勝3敗。46回を投げて25安打、37奪三振、防御率1.7の好成績を残しているが、この勝利が記念すべきポストシーズン初白星だった。
(Full-Count編集部)