レッズ入りの秋山は「ここ10年で日本最高」米メディア紹介、大型契約断った過去も
米ヤフースポーツは「ここ10年間で日本最高の選手の1人がMLB球団と契約した」
海外FA権を行使してメジャー挑戦を目指していた秋山翔吾外野手がレッズに移籍することが決まった。契約内容は3年契約で総額2000万ドル(約22億円)となる見込み。レッズはこれまで日本人がメジャーでプレーしたことがない唯一の球団で、秋山が初の日本人選手となる。
秋山のレッズ加入は米メディアでも一斉に報じられ、高い注目を集めている。米「ヤフースポーツ」でも「レッズが日本人スターのショウゴ・アキヤマと契約」と伝え、秋山が昨オフに西武からの大型複数年契約を断ってまで、メジャー移籍を希望していたことも紹介した。
記事では「ここ10年間で日本最高の選手の1人がMLB球団と契約した。来年32歳になるアキヤマは2015年に216安打でNPB記録を更新した。ここ5シーズンで打率.321としている。2017年には.322で首位打者となった」と秋山のキャリアを紹介した。
さらに「アキヤマは年齢を重ねるにつれ、パワーが増していった。ここ3年連続で20本塁打以上としている。年齢とともにスピードは衰えているが、間に上手く打ち、5年連続で二塁打30本以上としている」ともレポート。長打力が向上し、二塁打の多さにも着目している。
2016年からの3年契約を結んでいた秋山。この最終年となった2018年のオフには新たな複数年契約を提示されたが、海外FA権の取得を見越して単年契約を結んでいた。この過去に米「ヤフースポーツ」も注目。「アキヤマは昨年ライオンズからの“高額な”契約延長オファーを固辞、日本に残っていたら西武と複数年契約を結ぶことができたと報じられている。しかし、彼はMLB球団と契約することを心に決めていたようである」とレポートしていた。
(Full-Count編集部)