V奪還目指す鷹の2020年スタメンを大予想 新加入バレンティンは「7番・左翼」
クリーンアップは柳田、デスパ、グラシアルで一塁には中村晃
2019年は3年連続で日本一に輝いた王者ソフトバンク。とはいえ、ペナントレースでは西武に屈して2年連続でリーグ優勝を逃し、悔しさの残る1年となった。2020年に目指すのは、もちろん3年ぶりのリーグV、そして4年連続の日本一となる。
2015年に就任した工藤公康監督は契約を2年延長し、2021年まで指揮を執ることが決定。このオフはヤクルトから自由契約となったウラディミール・バレンティン外野手、メジャー通算54勝左腕のマット・ムーア投手を獲得した。V奪還に向けて、さらなる戦力拡充を図った。
2020年、ソフトバンクは果たしてどんなオーダーを組むのか。そのスタメンを予想してみたい。
1(二)牧原大成
2(遊)今宮健太
3(中)柳田悠岐
4(指)デスパイネ
5(右)グラシアル
6(一)中村晃(内川聖一)
7(左)バレンティン
8(三)松田宣浩
9(捕)甲斐拓也
開幕投手 千賀滉大
バレンティンは今季、日本人扱いとなるため、外国人枠を気にすることなく起用が可能となる。保留者名簿を外れて自由契約となっているデスパイネ、グラシアルに関してもキューバ政府と交渉を続けており、残留が見込まれている。
1、2番は牧原、今宮が並び、3番には2020年から7年契約を結んだチームの顔である柳田が入るだろう。4、5番にはデスパイネ、グラシアルのキューバコンビを置きたい。
ベテランの内川もいるものの、スタメンの左右のバランスを考えると、一塁には中村晃が適任か。工藤公康監督は打線の中でも「7番」を得点のポイントにしており、そこに新加入のバレンティンが入ると予想した。
このスタメン9人のほかにも、先に名前の挙げた内川や上林誠知、明石健志、周東右京、川島慶三ら実力者もズラリ。臨機応変にスタメンを入れ替えて幅広い選手起用が出来そうな、充実の陣容となっている。
(Full-Count編集部)