DeNA関根、メキシコ3か月武者修行で掴んだ自信「すごく楽しみなシーズンになる」

ヤキス・デ・オブレゴンでプレーしたDeNA・関根大気【写真:球団提供】
ヤキス・デ・オブレゴンでプレーしたDeNA・関根大気【写真:球団提供】

メキシコでは凡打でも「ファンの方が声をかけてくる。優しいファンの人たちに助けられました」

――野球の価値観で変わったことはありましたか?

「1勝に対する重みが変わりました。自分自身が野球をやらせてもらっていること以前に、誰かの支えがあって、今日を生かせてもらっているということをすごく感じました。それで僕の1打席がある。ユニホームがあったり靴があったり……。日本では当たり前のようにもらっていましたが、そうやって支えてくれている人たちのおかげで野球ができる。感謝することで見えてきたものがたくさんありました」

――2018年も12月に約1か月間、ドミニカ共和国で自主トレをしました。

「ドミニカでは試合には出なかったので、経験としては全く違うものでした。メキシコで過ごした時間が自分の人生に上乗せされた。今まで日本でしか生活したことがなくて、こうして海外で時間を過ごせたことだけでもすごく大きかった。人生の中でこういう経験ができたことが嬉しいです。話で聞くのではなく、自分で決断して、球団からもこういう機会を与えて頂いて、メキシコで時間を過ごせたことでいろんな縁も生まれましたし、幸せな時間でした」

――チームメートはどうでしたか?

「本当に助けてもらったからやってこれましたし、3か月やって充実感がありました。もし、よそ者扱いされていたら感じることも違ったと思います。勉強になったこともたくさんあり、感謝しかないです。アジア人が珍しいから声をかけてくれたというのもあったと思いますが、自分でも自分なりに彼らとコミュニケーションを取ろうと思ってやっていました。ベンチでのハイタッチとかもやり方が日本とは違う。でも、向こうに行ったら向こうのことをやってみたいと思っていたので、それをして溶け込んだ結果もあって、受け入れてもらえたのかな。本当にこのチームで良かったなと思います」

――ファンの反応はどうでしたか?

「ファンの方たちも、ヒットを打った時だけでなく、凡退の時でも受け入れてくれているのをすごく感じました。チームメートだけでなく、ファンの方も、凡退しても声をかけてくれるんです。彼らにとって、僕のことは最初はまったく知らない選手だったと思いますが、優しいファンの人たちに助けられました。自分も嬉しかったですし、受け入れてもらったことで、数字も上向いていった。数字に関しては納得はしていないですけど、数字以外の部分でも皆に受け入れてもらえたかなと思います」

不慣れなメキシコ生活「スペイン語の簡単な単打だけど通じたことが嬉しかった。向上心を高めることができました」

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