大谷と新人王争ったアンドゥハーは居場所なし? NY紙「どのポジション残っている」

ヤンキースのミゲル・アンドゥハー【写真:Getty Images】
ヤンキースのミゲル・アンドゥハー【写真:Getty Images】

地元紙「NYポスト」が特集、外野へのコンバートも提案

 2019年はセベリーノ、スタントン、アンドゥハー、ベタンセスと故障者が続出しながらも、シーズン103勝をマークして7年ぶりにア・リーグ東地区を制したヤンキース。今季は2009年以来の世界一を目指すにあたり、2019年を欠場していた選手たちの復活がカギとなるだろう。地元紙「NYポスト」はそんな“違いを生む選手”たちを紹介している。

 その中の1人に名前が挙がっているのが、ミゲル・アンドゥハー内野手だ。2018年には新人ながら名門の三塁に定着し、打率.297、27本塁打、92打点の大活躍で新人王投票では大谷翔平投手に続く2位に入った。しかし、昨季は3月末に右肩関節唇を損傷して、わずか12試合の出場に終わっていた。

 昨季の後半からはトレーニングを開始しており、スプリングトレーニングには万全の状態での参加が予想されるアンドゥハー。しかし、記事では「どのポジションが残っているだろうか?」と指摘。離脱中には守備の名手ウルシェラの打撃が覚醒して打率.314、21本塁打の成績を残し、レギュラーを手にした。

 守備で大きな差のあるウルシェラからポジションを奪い返すには、打撃でアピールするしかない状況。また定位置を奪い返せない場合には、「彼は三塁手から一塁手、指名打者、もしくは外野手に転向し、打撃力を活かすことができるだろうか?」と他のポジションへのコンバートも予想している。

 ヤンキースは投手史上最高額となる9年総額3億2400万ドル(約350億円)でゲリット・コール投手を獲得したヤンキース。アンドゥハーら故障者が復活して世界一に輝けるか注目だ。

(Full-Count編集部)

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