秋山を逃したカブスの専門メディア“負け惜しみ”? 掌返しで「3年22億円はリスク」
「素晴らしく価値がある」と評した米メディアが一変、秋山獲得逃し「平均を少し下回り…」
昨年末にレッズと3年契約を結んだ秋山翔吾外野手。様々な球団から注目を集めていたが、その中でも移籍先の候補の1つとして有力視されていたのがカブスだった。カブス専門情報サイト「ブリーチャー・ネーション」は獲得を逃した秋山について皮肉交じりの記事を掲載している。
「(大して興味はないが)アキヤマのレッズでの(活躍)予想」と題した記事を掲載した「ブリーチャー・ネーション」。見出しから既に悔しさがにじみ出ているが、内容もかなりネガティブなものとなった。
記事は「ファングラフス」の秋山についての成績予想を引用する形で「2020年以降の成績は悲観的」と言及。秋山は堅実な先頭打者として注目されていたが、「2020年のレギュラーとしては、全体的に平均を少し下回り、その後、下り坂になる。レギュラーとして毎日プレーするセンターというよりも、4番目の外野手のように見える。レッズは明らかに、彼がそれ以上の活躍をすると考えているようだが」と“控え選手”のレベルであるとした。
このような見立てから、レッズが結んだとされている契約に対し「3年約2000万ドル(約22億円)というのはリスクを伴う」と指摘。しかし、以前に同メディアは秋山について「カブスにとって素晴らしく価値あるもの(契約)になるだろう」としていただけに、盛大な手のひら返しとなっている。
ただ最後には「それでも私(著者)が、カブスが(リスクは高いが)アキヤマと契約をすることを望んでいたかというと、その答えはイエスだ」とも。“負け惜しみ”を認め「しかし、カブスは2020年に重点を置いていないようなので、この時点でなぜアキヤマと3年契約をしなかったかは理解できる」と球団事情が契約を阻んだと結論づけていた。
(Full-Count編集部)