8年ぶりAクラス狙う中日のスタメンを予想 補強少なく、昨季と大きな変化なし?

中日・平田良介、大島洋平、ビシエド(左から)【写真:荒川祐史】
中日・平田良介、大島洋平、ビシエド(左から)【写真:荒川祐史】

昨季はリーグ1位、12球団でも2位となる.263のチーム打率を残した中日

 昨季は7年連続でBクラスに沈んだ中日。与田剛監督が就任して2年目となる2020年シーズンは2011年以来となるリーグ優勝、そして、8年ぶりとなるクライマックスシリーズ進出を手にしたいところだ。そこで、ここでは中日の来季の基本オーダーを予想してみたい。

1(右)平田良介
2(遊)京田陽太
3(中)大島洋平
4(一)ビシエド
5(三)高橋周平
6(二)阿部寿樹
7(左)福田永将(アルモンテ)
8(捕)加藤匠馬
9  投手
開幕投手 大野雄大

 昨季はチーム本塁打90本は12球団最少ながら、チーム打率.263はセ・リーグ1位で12球団でも西武に次ぐ2位だった中日。チーム防御率3.72もリーグ3位と決して数字自体は悪くはなく、上位進出の可能性は十分に秘めている。

 今オフはジョエリー・ロドリゲスがメジャーに流出。その代役候補として左腕のゴンサレスを獲得した。野手ではメジャー207試合出場のモイゼス・シエラ外野手を加えたが、育成契約だった。目立った補強はなく、スタメンは昨季のオーダーがベースとなりそうだ。

 1番には昨季チーム最多の69試合でリードオフマンを務めた平田が入り、京田、大島が続く。4番のビシエドは不動。5番には昨季、故障で離脱するまで首位打者を争った、勝負強い高橋が構える。

 しぶとい阿部、長打力のある福田が6、7番辺りに座り結果を残すと、打線としての破壊力、怖さは増すだろう。捕手は昨季75試合に出場し、経験を積んだ加藤が1番手か。若い石橋康太やルーキーの郡司裕也らがここにどう絡んでくるかも楽しみだ。

 助っ人のアルモンテが打率.321を打った来日1年目の2018年のように活躍するのであれば、左翼は福田とアルモンテが競うことになる。ただ、ほぼスタメンは固い状況。2018年のドラフト1位の根尾昂内野手や2019年の石川昂弥内野手らが出場機会を掴むのは、なかなか難しいと言えるだろう。

(Full-Count編集部)

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