レッズ移籍の秋山は「本物の先頭打者」 地元メディアが期待「この男は出塁します」
地元メディア「ローカル12 WKRC-TV」が秋山を太鼓判「出塁率はここでも通用」
西武から海外FA権を行使してメジャー移籍を目指していた秋山翔吾外野手はレッズと3年契約を結んだ。高い出塁率に守備範囲の広さを評価されている日本人野手を地元メディアも「本物の先頭打者」と太鼓判を押している。
秋山の活躍に太鼓判を推したのはシンシナティのテレビ局「ローカル12 WKRC-TV」だった。ポッドキャスト内で同TVのリック・ブローリング記者とコラムニストのリチャード・スキナー氏が秋山について語っており両者がべた褒めする展開となっている。
西武時代の秋山の成績を紹介し、レッズが秋山を獲得したことについてスキナー氏は「とてもいいと思います。目立つ成績は出塁率.376です。出塁率はここでも通用することがあります」と絶賛。巧打者の外野手ということもありイチローと比較されることもあるが「それはフェアじゃない」と一刀両断し秋山の出塁率に注目した。
イチローにはなかった出塁率に期待しているようで「この男は出塁します。彼が打率.275以上の選手になるかは分かりませんが、間に打ち、二塁打を量産し、本塁打を15-20本放ち、四球を選べると思います。この男は本物の先頭打者です」と成功を確信しているようだ。
ブローリング氏は日本人野手は投手に比べ活躍できていない現状が続いていることを指摘しながらも「スカウティングレポートを読み、動画を見て、目を引いた素晴らしい部分はスピードでした。先頭打者に必要な本物のスピードを持っています」と評価。
西武時代に守ったセンターではなく米メディアはこれまで両翼として起用される可能性が高いとしている。中堅手にはセンゼルが有力視されているが同氏は「本職は内野です。レッズの内野はまだ揃っていません。この男がセンゼルよりも俊足で守備が優れているなら、中堅で起用しない理由はあるでしょうか? 彼はレッズが求めていた守備の優れた中堅手になれます」と、秋山を「1番・中堅」として起用することを推薦している。
(Full-Count編集部)