燕ドラ1奥川 首脳陣&ファン熱視線「すごく緊張」 新人合同トレ初日終了
ヤクルトカラーを意識したグラブで“始動”、最後はファン250人とハイタッチ
ヤクルトの新人合同自主トレが7日、埼玉の戸田球場でスタートした。ドラフト1位の奥川恭伸投手はランニングやノック、キャッチボールなどの軽いメニューで約1時間半体を動かした。
監督やコーチ陣、加えて約250人のファンからの熱視線を受けながらの初日に「すごく緊張感のある練習だった。これからのそういう緊張する環境のために早く慣れたいです」と振り返った。この日に向けて、新調したグローブは青の革に赤といった“ヤクルトカラー”で「少し(チームカラーを)意識しました」と笑った。
立ち投げで50球以上を投げたが、この日は「キャッチボールはバランスを意識して、そんなに強くは投げてない」と語った奥川。それでも見守った高津監督は「思ったよりいい。上半身と下半身が連動したいい投げ方。日本を代表する投手に育てないと」と絶賛していた。
練習後には待ち構えたファンと笑顔でハイタッチ。「たくさん応援して頂いているので応えたい」と意気込む。春季キャンプは1軍入りかまだ決まっていないものの「どちらであってもしっかり練習したい」と第一歩を踏み出した。