加藤豪将はマーリンズの開幕ロースター候補 MLB公式「春に驚かせるかもしれない」
加藤は昨季ヤンキース傘下3Aで83試合、打率.279、11本塁打をマーク
ヤンキース傘下マイナーからFAとなり、マーリンズとマイナー契約を結んだ加藤豪将内野手は2020年のスプリングトレーニングに招待選手として参加する。MLB公式サイトは開幕ロースターを予想し、二塁手候補に加藤を挙げている。
記事は「現在40人枠に入っているか、招待選手として発表されている中で、MLB公式がスプリングトレーニング前にマーリンズの26人枠を予想する」としてレポート。二塁手については以下のように伝えている。
○二塁手
確定:イーサン・ディアス
可能性:ジョナサン・ビラー、ゴウスケ・カトウ
記事は「昨季スターリン・カストロの代役を務めたディアスは、将来の二塁手だと見られている。それでも、彼はスプリングトレーニングでポジションを勝ち取らなければならないし、そのための機会が十分に与えられるだろう」と説明した。プエルトリコ出身の23歳は昨季49試合出場、打率.173、5本塁打だった。
続けて「そうならなければ、オリオールズから獲得したベテランのビラーがその役割を担うだろう」とした上で加藤に言及。「2013年にヤンキースがドラフト2巡目で指名したカトウは招待選手であり、春に驚かせるかもしれない。彼はヤンキース傘下で内野の全ポジションを経験した」と評価している。
25歳の加藤は2013年ドラフト2巡目でヤンキースに入団。昨季は傘下3Aスクラントンで83試合に出場、打率.279、11本塁打、39打点をマークしたがメジャー昇格はならなかった。マイナーリーグ通算649試合で打率.251、38本塁打、115二塁打、309点、80盗塁の成績を残している。スプリングキャンプが注目される。
(Full-Count編集部)