鷹・松田宣、自主トレ先のグアムへ出発 “地獄”トレ予告「めちゃくちゃ追い込む」
後輩の牧原、水谷を連れ「これだけキツイのかというのを見せつける」
ソフトバンクの松田宣浩内野手が8日、牧原大成内野手、水谷瞬外野手とともに自主トレ先のグアムへと出発した。プロ15年目を迎える36歳は「初めてくる選手たちに1年間戦う下地を作るということを学んで欲しい。これだけキツイのかというのを見せつけてやろうかなと思っている」と常夏の島で徹底的に体を追い込む考えを示した。
昨季も全143試合に出場し、これで5年連続で全試合出場を続けている“熱男”。現地では西武の山田遥楓外野手やオリックスの頓宮裕真内野手、DeNAの宮崎敏郎内野手らも合流して汗を流す予定で「めちゃくちゃ追い込んでいく。走って、鍛えて、頑張っていきたい。怪我なく何年も試合に出られるというのは選手として丈夫な体が大事。体が丈夫じゃないと戦い抜けないという所を学んで欲しい」と語っていた。
今季は東京五輪も控えている。昨年11月の「第2回 WBSCプレミア12」では出場機会は多くなかったが、チームリーダーとして雰囲気作りに大きく貢献。稲葉篤紀監督からもその存在感を称賛されていた。とはいえ、松田宣自身は「実力と結果で示したい。結果が出てないのに、声だけで選ばれるとは思ってないので」。代表の椅子は結果で掴んでみせる。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)