鷹・牧原、二塁のレギュラーは渡さない 後輩・周東にメラメラ「そんなに甘くない」
昨季までは今宮と自主トレを行うも、今オフは松田宣に弟子入り「同じになってしまう」
ソフトバンクの牧原大成内野手が8日、松田宣浩内野手、水谷瞬外野手とともに自主トレを行うグアムに出発した。初めて36歳のベテランの下に入門することになり「松田さんは体が強い。どうすれば、ああいう風に体が強くなるのか見て学びたいなと思います。キツイことは好きなので自分をいじめ抜きたい」と意欲を見せた。
昨季までは今宮健太内野手らとともに自主トレを行っていた牧原だが、今季は松田宣の下へ。今宮が行う自主トレへの参加メンバーが徐々に増え、高田知季内野手、川瀬晃内野手、そして、今オフからは二塁のレギュラーを争う周東佑京内野手も加わった。「同じポジションのメンバーばかりで、同じ練習をやっていたら同じになってしまう。別でやった方がいいと思った」との理由で36歳のベテランに弟子入りした。
内外野を高いレベルでこなせるため、ユーティリティに起用されているが、二塁手のポジションを1年間守り抜きたい思いは強い。「周東が(レギュラーをと)言っているけど、そんなに甘くないと思う。簡単に譲る気はない」と牧原。熾烈なレギュラー争いに向けて、常夏の島で大先輩とともに己を磨き上げる。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)