レッズ秋山は「野球を愛している」 イチロー元同僚監督は人間性を高評価
ベル監督は秋山を1番打者、外野全ポジションと期待「多くの面で優秀な選手」
西武から海外FA権でレッズ移籍が決まった秋山翔吾外野手は8日(日本時間9日)、本拠地グレートアメリカン・ボールパークで入団会見を行った。デビッド・ベル監督はNPB歴代シーズン最多216安打を記録した安打製造機の人間性を称賛した。地元メディア「シンシナティ・コム」が伝えている。
秋山は12月上旬に渡米。米サンディエゴで行われたウインターミーティングで、レッズと直接交渉した。現役時代にマリナーズでイチローと同僚だったデビッド・ベル監督は秋山に好印象を抱いたようだ。
「際立っていたことは、彼がどんな人間かということ。そして、彼の野球に対する熱意だ。彼が野球を愛していると、見れば誰もがわかる。我々が築いてきたこの球団、そして文化に、彼ならフィットすると私は心から思っている。彼はそういう人間だからだ。彼は多くの面で優秀な選手。その1つが、出塁することと得点する能力。彼が先頭打者として出場するに、十分な可能性がある」
秋山は中堅以外を守ったのは2012年5月31日の広島戦で右翼を守ったのを最後だが、ベル監督は右翼、左翼でも起用する方針を示した。そして、1番起用。異国からやってくる安打製造機を早くもチームの主軸と期待している。
(Full-Count編集部)