オ軍25歳右腕、母国ドミニカで銃口向けられ強盗被害に…「僕を銃で撃つところだった」
母国・ドミニカ共和国で強盗被害も、球団は無事を確認
現役メジャーリーガーが強盗被害に遭った。オリオールズのミゲル・カストロ投手が母国・ドミニカ共和国での自主トレ中に拳銃の銃口を向けられて強盗に遭ったという。米スポーツ局「CBSスポーツ」が伝えている。
25歳のカストロが強盗被害を受けたのは7日(日本時間8日)。場所はドミニカ共和国内のトレーニング施設だった。カストロは同局の取材に対し、「僕が練習しようとしている時に、愚かな2人組が襲い掛かってきて、その2人のせいで僕のキャリアが終わりかけた。彼らは僕のチェーン(アクセサリー)を奪って、僕を銃で撃つところだった。神の慈悲のおかげでその銃がうまく動かなかったから、僕は今日、こうして生きている。彼らは僕のチェーンを奪って、僕のことを殺害したかった。これは防がなけなればならないこと。もういい加減にしてくれ」と語っている。
カストロは15年にブルージェイズでメジャーデビュー。ロッキーズを経て、17年からオリオールズでプレー。18、19年と2年連続で60試合以上に登板した貴重なリリーバーだ。この事件を受け、オリオールズは「ラローナで発生した出来事に関して、我々はミゲル・カストロと連絡を取っている。そして彼が無事でいてくれることに、我々はとても感謝している」と声明を発表。MLB公式サイトはカストロの代理人を紹介。「ミゲルは無事だ。彼は動揺している。彼はまだ命があることに心から感謝しているし、皆からのサポートも有難く思っている」と話したという。
(Full-Count編集部)