41試合出場にとどまった梶谷、故障に泣いた三上… DeNAの2020年カムバック候補
梶谷は2014年に39盗塁、17年には21本塁打をマークした
昨季は2位に躍進し、2020年シーズンは悲願の優勝を目指すDeNA。主砲の筒香嘉智外野手がレイズに移籍して外野手の枠が空き、打撃面でチームの顔となる選手が必要だ。そんな今年、復活が期待される4選手に注目したい。
○梶谷隆幸(31歳)
2014年には39盗塁、17年には自身最多の21本塁打を放つなど4年に渡り主力だった。昨季は開幕スタメンも、打撃不振から約3か月半の2軍暮らしを経験した。2年連続で41試合出場にとどまり、昨季は打率.215、20安打、5本塁打、15打点と成績を落とした。今年は、筒香が抜けた外野手争いに名乗りをあげたい。
○倉本寿彦(29歳)
ルーキーイヤーの2015年から3年連続で100試合以上に出場。特に16年は遊撃手として141試合出場、打率.294と活躍した。翌17年には全試合に出場するも、リーグ2位タイの14失策。18年からは大和の加入で出場機会が激減し、昨季はわずか24試合で打率.121に落ち込んだ。昨季固定できなかった二塁手として、または再び大和と遊撃のポジションを争い、スタメンに返り咲きたい。
○砂田毅樹(24歳)
2013年育成ドラフト1位で入団し、15年に支配下登録。17年に62試合、18年はチームトップの70試合に登板した。しかし昨季は16試合登板で1勝0敗、1ホールド、防御率5.11だった。まだ24歳。2020年シーズンは飛躍に期待したい。
○三上朋也(30歳)
ブルペンの中心としてルーキーイヤーの2014年から活躍していたが、昨年5月に右肘のクリーニング手術。9月に復帰したものの1回3失点で翌日に出場選手登録を抹消された。2016年には59試合に登板して2勝4敗、32ホールド2セーブ、防御率2.61を挙げた右腕の復活が待たれる。
(Full-Count編集部)