ア軍サイン盗みの処分は5億円超え罰金、GM&ヒンチ監督の出場停止か? 米メディア伝える
アストロズの調査は1月いっぱいで完了、次はレッドソックスの調査に移行
MLBで波紋を広げているアストロズによる“サイン盗み疑惑”。選手、ファン、メディアから多くの批判が上がる中、その処分内容が明らかになってきた。複数の米メディアがジェフ・ルーノウGM、AJ・ヒンチ監督らが処分を受け「記録的な罰金を払う」と伝えている。
メジャー史上最大のスキャンダルとされているアストロズの“サイン盗み疑惑”が終わりを迎えようとしている。米紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は自身のツイッターで「これが私が耳にしていることだ」とし、関係者から得たアストロズへの処分内容を明かしている。
MLB機構の調査が1月いっぱいで完了することを言及し「処分は、これまでの野球史上で最も厳しいものになるということだ」と指摘し「500万ドル(約5億4700万円)を超える記録的な罰金。数年間に及ぶドラフト権の喪失。ジェフ・ルーノウGMとAJ・ヒンチ監督への出場停止処分などだ」と伝えた。
ルーノウGM、ヒンチ監督らの永久追放はないとみられている。アストロズの処分が終われば、新たにサイン盗み疑惑が浮上しているレッドソックスの調査に移るようで当時アストロズのベンチコーチを務めていたアレックス・コーラ監督も出場停止になる可能性があるという。
また、米テレビ「ESPN」の記者ジェフ・パッサン氏も「MLBはアストロズへの処分決定が近づいている」と指摘し「関係者によると、処分が下される可能性があるのは、アストロズのジェフ・ルーノウGM、AJ・ヒンチ監督、そして、その他のフロントのメンバー。チームは記録的な額の罰金を支払う可能性もある」と伝えている。
(Full-Count編集部)