前虎ジョンソン、地元紙は中継ぎエースとして期待 「守護神につなぐ大きな役割」
2年約5億4700万円でパドレスに移籍したジョンソン
前阪神の右腕ピアース・ジョンソン投手は2年総額500万ドル(約5億4700万円)でパドレスに移籍した。阪神で中継ぎエースとして活躍した“逆輸入右腕”に地元紙は「大きな役割を担うことが望まれる」と期待を込めている。
新天地・パドレスでも日本以上の活躍が期待される。地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」は今季のロースターレビューを紹介し、前阪神のジョンソンにも注目。メジャーでは17年にカブス、18年にジャイアンツでプレーしたが通算では38試合に登板し3勝2敗1ホールド、防御率5.44だったことを指摘。
日本球界に移籍後は「90マイル台中盤の直球に加え、パワーカーブを投げ始めた。武器にしていたカットボールはピッチミックスから消えた。この変更により、日本で打者を圧倒した」と、急成長を遂げたことを伝えている。
今シーズン、チームは先発に大きな補強がなく「パドレスはブルペンに頼ることになり、日本で復活したジョンソンがクローザーのカービー・イエーツにつなぐ大きな役割を担うことが望まれる」と大きな期待を寄せている。阪神時代同様に中継ぎエース、セットアッパーとして活躍することができるか、注目が集まる。
(Full-Count編集部)