昨季リーグ最少の93発、清宮幸太郎の「覚醒」が鍵を握る? 日本ハム20年スタメンを予想
ビヤヌエバは下位打線で一発に期待、指名打者は清宮と王柏融の争いか
2019年は65勝73敗5分で5位に終わった日本ハム。チーム本塁打数はパ・リーグ唯一の2桁となる93本と迫力を欠いた。しかし、栗山政権9年目を迎える今オフには大砲候補のクリスチャン・ビヤヌエバ内野手を補強し、故障が癒えた清宮幸太郎内野手の成長も期待される。そこで、ここでは日本ハムの今季の基本オーダーを予想してみたい。
1(中)西川遥輝
2(右)大田泰示
3(左)近藤健介
4(一)中田翔
5(指)清宮幸太郎
6(二)渡邉諒
7(三)ビヤヌエバ
8(捕)清水優心
9(遊)中島卓也
開幕投手 有原航平
上位打線は昨季と大きな変化はなさそうだ。大田は併殺打も多いが、昨季は2番に固定したことで、すべてキャリアハイとなる打率.289、20本塁打、77打点の好成績を残したことから変更はしないだろう。新加入のビヤヌエバはかつてのレアードのように下位打線での一発に期待か。機能すれば大きな上積みになるのは間違いない。
指名打者はプロ3年目の清宮とNPB移籍2年目の王柏融の争いか。ともに昨季は故障に苦しみ、清宮は打率.204、7本塁打、王柏融は打率.255、3本塁打に終わっていた。開幕までのアピール次第になるだろうが、より本塁打を期待できる清宮と予想した。5位からの躍進を狙うにはこの2人の競争が鍵を握りそうだ。
西川、大田、近藤の外野3人のレギュラーはほぼ当確。平沼、石井は打撃でアピールして中島を脅かしたい。開幕投手は、昨季15勝8敗、防御率2.46で自身初の最多勝を獲得した有原が2017年以来2度目の大役を務めそうだ。
(Full-Count編集部)