秋山翔吾は「グッドガイ」 西武元同僚が米メディアで絶賛「レッズは運が良いな」

人として優れた秋山は選手としてもハイレベル「どんな球でも打てる」

 もちろん秋山は実力もトップクラス。マーティンは秋山のタフさにも触れ「彼が少し体調が芳しくなかった日があって、今日はプレーできないだろうと僕は思っていたのさ。でも、彼は試合に出て活躍するんだ。皆彼のことをいつも頼りにしている。だから、彼は僕たちの主将だったのさ」。秋山はこの5年間で全試合に出場し、9年間では1207試合に出場。不動の中堅手の存在はマウンド上の助っ人にも頼れる存在だったようだ。

 打撃については「彼はどんな球でも打てるよ。内角は引っ張る。外角は逆方向への打球を放つ。実は彼はパワーもあって、彼のプレーを実際に見て初めてそのことに気付く人が多いんだ。彼の実際のホームラン数はわからないけど、その半分近くは逆方向への打球だった」と話した。安打製造機ぶりが際立つが、過去3年間、連続して20本塁打以上を打っているパワーも頼もしかったようだ。2018年にゴールドグラブ賞を受賞したレッドソックスの名手ジャッキー・ブラッドリーJr.外野手とプレーした経験を持つマーティンは秋山の守備について、「バットにボールが当たった直後の打球の方向へと動き出し方という点で、彼(ブラッドリーJr.)に似ているものがあるね。打球の行方を読む第6感的なものを、彼は備えているんだ」と太鼓判を押した。

 昨季11連勝を飾ったニールも「彼は出塁もして、打線を勢い付かせて、打率も.285とか.290くらいは期待できると思う。(打席では球数を稼いで)投手が失投すると左方向に打球を運べる。そしてその後に盗塁もする。彼はそういう選手なのさ」と攻走の実力に太鼓判。秋山の人間性、実力を推す2人の力強い言葉に、レッズファンも胸を高鳴らせるに違いない。

(Full-Count編集部)

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