ダルビッシュ、トレード放出説の主砲ブライアントに「行ってほしくない」
クリス・ブライアントは昨季打率.282、31本塁打、77打点をマークした
カブスのダルビッシュ有投手は17日(日本時間18日)にシカゴで行われたファン感謝祭に出席。米メディアで放出が囁かれているチームの主砲、クリス・ブライアント内野手の残留を願う発言をしたと米記者が伝えている。
カブスは昨季ナ・リーグ中地区で84勝78敗の3位。プレーオフ進出を逃しており、再建がささやかれる。15年に新人王、16年にシーズンMVPを受賞して世界一に貢献したブライアントはチームの中心選手だが、トレードの噂も流れている。
MLB公式のカブス番、ジョーダン・バスティアン記者は自身のツイッターでダルビッシュの言葉を伝えた。
「選手は皆、同じように考えている。僕たちとしては、彼にはどこにも行ってほしくない。だけどこれはビジネス。そうでしょ? そうなんだけど、彼は素晴らしい人物で素晴らしい選手。彼がチームに残ってくれることを願っているよ」
28歳のブライアントは昨季147試合出場し、打率.282、31本塁打、77打点の成績を残した。チーム事情に理解を示しながらも、残留を願ったダルビッシュの思いは叶うだろうか。
(Full-Count編集部)