年俸25億円男が“不良債権”まっしぐら…オ軍GM「深刻に受け止めるべき」
2013年に本塁打&打点の2冠王、15年に2度目の本塁打王
2006年にレンジャーズに入団したデービスは08年にメジャーデビューして11年途中にオリオールズへ移籍。13年に53本塁打&138打点で2冠王、15年にも47本で2度目の本塁打王に輝いた。
記事は「彼がFAとなったとき、主要打者の1人だった」とし、「代理人のスコット・ボラスを相手に、つり上げられた金額でデービスをボルチモアにキープした時、オリオールズはプレーオフとチャンピオンシップに必要な実績ある選手を若きロースターの中に加えたと考えていた。もちろん実際にはそうならなかった」と伝えている。
大型契約を結んだ16年以降の本塁打数は38→26→16→12本と年々減少。打率も.221→.215→.168→.179と目を覆いたくなるような数字が並ぶ。
記事によると、オリオールズのマイク・エリアス副社長兼GMはデービスの契約が2022年まで続くことを「深刻に受け止めるべきだ」と何度も語っている。エリアス氏はウインターミーティングで「今年のチームへのアプローチはこれまでと異なると」語った。記事は、エリアス氏はデービスの問題を理解しており、「変化が必要」だと確実に感じているようだと伝えている。
一方でエリアス氏は「我々は、彼が良くなるように協力したいと思っている」とも語っているという。
契約は残り3年。年々成績が下降するデービスに復活の余地はあるのか。球団も地元メディアも年俸約25億円男の今季に注目している。
(Full-Count編集部)