元中日ロドリゲスはレンジャーズの救世主に? MLB公式注目「試合終盤に登場」
元巨人のガルシアは期待度1位「スピード、パワー、そして強肩を駆使した選手」
MLB公式サイトは、あまり目立っていないトレードやFA補強の選手たちを10人を紹介。「このひっそりと加入している選手たちがレンジャーズを強化することになり得る」と、レンジャーズでは元巨人のアドリス・ガルシア外野手と元中日のジョエリー・ロドリゲス投手がランクインしている。
カージナルスからトレードで加入したガルシアは「恐らく今オフにレンジャーズが行った最も魅力的な補強だろう」と1位に選出。2015年にキューバ代表に選出され、2016年には巨人に派遣された経験を持ち、同年8月に亡命。2017年にカージナルスとマイナー契約を結び、2018年にはメジャーデビューした。「スピード、パワー、そして強肩を駆使した選手としてもてはやされた」とされ、まだ26歳と若いことから覚醒に期待がかかっている。
中日から自由契約となっていたロドリゲスは、2年総額550万ドル(約6億円)で加入。2016、17年にはフィリーズでメジャーを経験したが「剛速球を投げるが、アメリカでは制球力が不安定だった」と2年間で36回2/3を投げて19四球を出していた。しかし「過去2年間、日本の中日ドラゴンズで素晴らしい活躍をした」と紹介。昨季は60回1/3を投げ、77奪三振、14四球の圧巻の内容で最優秀中継ぎ投手に輝いた。
記事によると、ロドリゲスの武器は94~96マイルの直球でスライダーも空振りを取れる。不安要素だったコマンド(制球力)も「日本で遥かに改善され、レンジャーズは彼が試合終盤に登場する武器となることを期待している」と勝ちパターンを担うことが予想されている。
レンジャーズは大谷翔平投手が所属するエンゼルスと同じア・リーグ西地区に所属。日本で活躍しMLBに移籍した助っ人たちの活躍を目にする機会も多そうだ。
(Full-Count編集部)