根尾や3新人抜擢、田島や谷元は正念場 キャンプ1軍に入った人漏れた人【中日編】
ドラフト2位の橋本、3位の岡野、4位の郡司が1軍キャンプへ
球春到来まで、あと10日ほど。いよいよ12球団がキャンプインを迎える2月1日が迫ってきた。各球団のキャンプの組み分けが徐々に発表され始めた。今季も1軍に抜擢された期待の若手がいる一方で、2軍でキャンプをスタートさせる主力や中堅、ベテラン選手もいる。
実績ある選手の場合、2軍スタートはマイペース調整を許可されている証。対照的に、近年結果が出ていない選手の場合は競争を勝ち抜き、1軍への挑戦権を掴まなければいけないということになる。
ここでは各球団のキャンプの組み分けを検証。1軍に抜擢された期待の若手、2軍スタートとなった主な中堅、ベテラン選手を紹介する。
今回は中日編だ。
昨季は7年連続Bクラスに沈んだ中日。与田剛監督が就任して2年目を迎える今季の春季キャンプには楽しみな若手が1軍に置かれた。
その筆頭が昨季のドラフト1位の根尾昂内野手。昨春キャンプも1軍抜擢が予定されていたが、合同自主トレ中に負傷し、プロ1年目のキャンプは2軍の読谷組で過ごした。今季はロサンゼルスで平田良介外野手と自主トレを行うなど、2年目に向けて調整を行っており、中日のキャンプの目玉の1人になるだろう。
今季のルーキーからは2位の橋本侑樹投手、3位の岡野祐一郎投手、4位の郡司裕也捕手と3人が1軍に抜擢。いずれも即戦力として期待されている面々でキャンプでのアピールが期待される。
一方で2軍には多くの中堅はベテランが名を連ねることになった。平田や大島洋平外野手といった主力はマイペース調整のためだが、田島慎二投手や谷元圭介投手、福谷浩司投手、松葉貴大投手、大野奨太捕手といった面々はアピールが求められ、正念場と言えるだろう。
また、昨季は前半戦に守護神を務めた鈴木博志や開幕投手を任された笠原祥太郎投手も2軍からスタート。ドラフト1位の石川昂弥内野手も2軍の読谷組スタートに。昨春は根尾フィーバーに沸いた読谷だが、今季も注目ポイントが多そうだ。
(Full-Count編集部)