前阪神ジョンソンは熾烈な競争へ パドレスはブルペン充実「勝ち取ることを求める」
19年最多セーブのイエーツ筆頭に充実も「予定通りに進むことは絶対にない」
パドレスと2年総額500万ドル(約5億5000万円)で契約した前阪神のピアース・ジョンソン投手。パドレスは昨季最多セーブのカービー・イエーツ投手を筆頭にナ・リーグ屈指のブルペンを誇るが、MLB公式サイトはジョンソンにもそれに食い込む活躍を期待している。
パドレスはイエーツの他にもポテンシャルの高いリリーバーを数多く擁し、今オフにはポメランツ、スタメンを獲得したことで「チームに課題は多く残るが、パドレスは今冬とても完成したブルペンを構築している」と紹介。イエーツは今季も不動の守護神となるだろうが、記事ではカスティーヨとムニョスには「終盤に貢献する左腕右腕デュオを形成するチャンス」が与えられ、ストラムとスタメンは「若いローテーションをカバーする中盤で投げる役割となるだろう」としている。
そのような充実した状況だが「表面上、パドレスは2020年ブルペンの明らかなプランを構築した。しかし、ブルペンの構想が予定通りに進むことは絶対にない」と指摘。「日本の阪神タイガースで圧倒的なシーズンを送った右腕ジョンソン」が重要なピースになるとしている。記事ではレイエス、ウィンゲンター、ペルドモも同じような立ち位置であるとし、「彼らにロースターの座を競うこと、そして大きな役割を勝ち取ることを求めている」と言及している。
阪神では圧倒的なカーブを駆使して、58試合で2勝3敗、防御率1.38の成績を残したジョンソン。熾烈な競争を制して、重要なポジションを勝ち取ることができるのか注目だ。
(Full-Count編集部)