大阪桐蔭・西谷監督、PL超え大阪勢最多の4度目V見据える 「やるからには日本一」
今春から1投手の1週間500球の球数制限には「元々、1人ではダメ」
第92回選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が25日に行われ、出場32校が発表された。近畿大会準優勝の大阪桐蔭は春夏連覇を果たした2018年以来2年ぶり11度目の出場となった。
昨年1年間、甲子園から遠ざかった大阪桐蔭が聖地に帰ってくる。昨年は近畿大会ベスト8と当落線上だったが近畿6枠を巡る争いで選抜出場を逃し、夏も準々決勝で金光大阪に敗れた。待ちに待った吉報が届いた西谷浩一監督は「もう一度、フラットにチームを作っているところ。秋より高いメンバーでいけそうです」と手応えを口にした。
今春からは1人の投手の投球数が1週間で500球の制限が設けられた「球数制限」が導入されるが「元々、1人ではダメと思ってやっている。実際、何球とかで交代などはまだ考えていないが複数の投手を作って行く」と、“新ルール”にも柔軟に対応していく。
PL学園を超える大阪勢最多となる4度目の選抜優勝、そして3度目の春夏連覇に向けて挑戦権を手にした西谷監督は「やるからには日本一を目指したいところ」と、頂点を目指していく。
(Full-Count編集部)