MLB282発ジョーンズ、復活期待のT-岡田ら… キャンプ1軍に入った人、漏れた人【オリ編】
新助っ人のジョーンズ、ヒギンズ、ロドリゲスは1軍スタート
球春到来まで、あと1週間ほど。いよいよ12球団がキャンプインを迎える2月1日が迫ってきた。各球団のキャンプの組み分けが徐々に発表され始めた。今季も1軍に抜擢された期待の若手がいる一方で、2軍でキャンプをスタートさせる主力や中堅、ベテラン選手もいる。
実績ある選手の場合、2軍スタートはマイペース調整を許可されている証。対照的に、近年結果が出ていない選手の場合は競争を勝ち抜き、1軍への挑戦権を掴まなければいけないということになる。
ここでは各球団のキャンプの組み分けを検証。1軍に抜擢された期待の若手、2軍スタートとなった主な中堅、ベテラン選手を紹介する。
今回はオリックス編だ。
昨季は5年連続Bクラスとなる最下位に低迷。オフにはメジャー通算282本塁打を誇る超大物アダム・ジョーンズ外野手を獲得するなど西村政権2年目のシーズンに向け巻き返しを図っている。
新人ではドラフト3位の村西良太投手、同5位の勝俣翔貴内野手のルーキー2人が抜擢された。村西はスリークオーターから、最速152キロの直球を投げ込む右腕、勝俣は高校、大学で日本代表に選出されるなど即戦力野手として期待される。
ダブルエースとして期待される山岡泰輔投手、山本由伸投手、チームの主砲・吉田正尚外野手らも順当に1軍入り。昨季1本塁打から復活を目指すT-岡田、2軍で最多セーブをマークした育成の漆原大晟投手、新助っ人組のジョーンズ、ヒギンズ、ロドリゲスも1軍スタートとなった。
一方で、2軍スタートとなったのはドラフト1位ルーキー・宮城大弥投手ら新入団の高卒勢。まずは基礎体力から強化していくことになりそうだ。チーム最年長の比嘉幹貴投手、山崎勝己捕手はベテラン調整。西野真弘、大城滉二内野手らも2軍キャンプとなったがオリックスは1、2軍の球場が併設しておりメンバーの入れ替えは激しくなりそうだ。
(Full-Count編集部)