1軍は嶋ら移籍組 ドラ1奥川は2軍…キャンプ1軍に入った人、漏れた人【ヤクルト編】
高卒2年目の濱田は1軍抜擢、新助っ人エスコバーも1軍スタート
球春到来まで、あと1週間ほど。いよいよ12球団がキャンプインを迎える2月1日が迫ってきた。各球団のキャンプの組み分けが徐々に発表され始めた。今季も1軍に抜擢された期待の若手がいる一方で、2軍でキャンプをスタートさせる主力や中堅、ベテラン選手もいる。
実績ある選手の場合、2軍スタートはマイペース調整を許可されている証。対照的に、近年結果が出ていない選手の場合は競争を勝ち抜き、1軍への挑戦権を掴まなければいけないということになる。
ここでは各球団のキャンプの組み分けを検証。1軍に抜擢された期待の若手、2軍スタートとなった主な中堅、ベテラン選手を紹介する。
今回はヤクルト編だ。
昨季は5月にセ・リーグ記録に並ぶ16連敗を記録するなど最下位に低迷。小川監督が退任し2軍監督を務めていた高津臣吾氏が新監督に就任しチームの立て直しを図る。
新人ではドラフト2位・吉田大喜投手、同3位・杉山晃基投手、同4位・大西広樹投手の即戦力として期待される大卒トリオが抜擢。また、楽天から移籍した嶋基宏捕手、今野龍太投手、ソフトバンクから移籍した長谷川宙輝投手も1軍スタートとなった。
新助っ人のエスコバー内野手、クック投手、イノーア投手は順当に1軍メンバーに名を連ねた。注目は高卒2年目の濱田太貴外野手でルーキーイヤーの昨年は1軍で2試合に出場している(5打数無安打)。
一方で、2軍スタートとなったのは右肘に軽い炎症がありノースロー調整となっているドラフト1位ルーキー・奥川恭伸投手投手ら高卒3人。コンディション不良でリハビリ中のヤクルト原樹理投手も2軍からスタート。ヘルニアの手術を行った川端慎吾内野手は不参加となった。
(Full-Count編集部)