筒香加入のレイズ、打線は変幻自在!? 昨季152種類駆使した指揮官「変化が多い」
地元紙によると、キャッシュ監督は守備位置には筒香の意思も尊重する意向
これまでほとんどの年で、この時期にはラインアップの予想ができたというレイズ。しかし今季は、DeNAから移籍した筒香嘉智外野手の加入によって異なるものとなっているようだ。地元紙「タンパベイ・タイムズ」は、今年のスプリングトレーニングが例年以上に重要になると伝えている。
筒香はDeNAで主に左翼を守ったが、元は三塁手で、昨季も三塁を守る機会があった。内野、外野、またはDHのどこにフィットするかを見極めることは「フロリダ州ポートシャーロットでの最優先課題だ」と記事は伝える。
ケビン・キャッシュ監督は、「みんなでよく考えて決めることが大切だ。もちろん、ヨシがどこを守りたいかということについて、彼とたくさん話をすることになるだろう」と本人の意見も尊重する考えのようだ。レイズは1月に行ったカージナルスとのトレードで、ホセ・マルティネス外野手とランディ・アロザレーナ外野手を獲得しており、外野手は増えている。
さらに今季レイズの内野には様々なポジションを守れる多くの選手がいると指摘。「我々のラインナップとポジションは、毎回同じではなく、色々変わることになると思う。去年のような感じだね。決まっているのは、変化が多いということだけだ」とキャッシュ監督は語ったという。
昨年は162試合で152の異なったオーダーを組んだといい、記事は筒香はMLBの投手だけでなく、内野、外野の様々なポジションへの適応も求められることになるだろうと指摘している。スプリングトレーニングからどういったアピールが出来るのか、大きな注目が集まりそうだ。
(Full-Count編集部)