オリMLB282発ジョーンズも驚愕したイチロー氏のオーラ「簡単には話に行けなかった」

かつてマリナーズで右中間を組んだアダム・ジョーンズ(左奥)とイチロー氏(左前)【写真:Getty Images】
かつてマリナーズで右中間を組んだアダム・ジョーンズ(左奥)とイチロー氏(左前)【写真:Getty Images】

マリナーズでイチロー氏と同僚だったジョーンズ「ファッション、プレースタイルは大好き」

 オリックスの新助っ人、メジャー通算282本塁打を誇るアダム・ジョーンズ外野手がついに来日した。「ラインナップに入れてくれれば、いい仕事はできる」と自信を見せている。近年では規格外の実績を持つ超大物助っ人だが“大先輩”イチロー氏の話になると表情が引き締まっていた。

 ジョーンズは2004年にマリナーズからドラフト1巡目指名を受け入団。2006年にメジャーデビューを果たすとオリオールズに移籍するまでの2年間をイチロー氏と共にプレーした。中堅を守るジョーンズはマリナーズのスター選手として君臨していたイチローと右中間を組んだ。

「まだまだ自分は若かったので。(外野で)横で一緒にプレーしたこともあったが気を使っていた部分もあった。イチローさんにハッピーでいてもらいたかったので、簡単には話に行けなかった」

 メジャーデビューを果たしまだまだ若手だったジョーンズはイチロー氏から放たれる“オーラ”に近づくことができなかったという。だが、当時から尊敬の眼差しで見つめていたようで「イチロー選手のファッション、プレースタイルは大好きでした」と目を輝かせていた。

 今季からオリックスでプレーするジョーンズは中堅、右翼での起用が予想される。イチロー氏がメジャー移籍前の2000年までプレーしたほっと神戸(旧グリーンスタジアム神戸)では今季は公式戦8試合が行われる。大先輩が守った“エリア51”に20年の時を経てジョーンズが立つ。最強助っ人の一挙手一投足に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY