鷹・周東、自慢の走塁が「何かちょっと違う」 快足ベーランも納得いかず?
守備練習では本多コーチの下で練習「基本を反復練習するしかない」
ソフトバンクの周東佑京内野手が3日、春季キャンプ3日目も走攻守でハードな練習を繰り返した。
昨年の春季キャンプ、背番号はまだ3桁だった。「23」を背負って迎えた初の春季キャンプで、周東が懸命のアピールを続けている。3日目のこの日は、午前中にベースランニング。自慢の快足をスタンドのファンにも見せたが、納得いかない様子。周東は「イマイチです。何かちょっと違うんですよね。感覚的なものなんでうまく言えないんですけど……。(昨年の感覚を)練習して取り戻していくしかない」と語った。
午後からは打撃練習、守備練習さらに特守と、レギュラー取りに向けて動き回った。打撃面では「強いスイングで強い打球を打つことがテーマ。間を抜こうと(打撃が)小さくならないように、コーチからも『今は遠くへ飛ばせ』と言われています」と周東。「去年と比べればいい感じです」とこちらは手応えを感じている。
守備では本多雄一1軍内野守備走塁コーチの指導のもとで基本を繰り返している。本多コーチは「どんな打球にも対応するバランス、技術、感覚の3拍子を身に付けるために、基本を繰り返してやり続けるしかない。特に右投げの周東の場合は軸足となる右足の粘りが大事」と語った。周東も「シーズン中も継続して基本を反復練習するしかないですね」と守備力の向上を誓った。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)