巨人坂本が考える日本一奪回へ必要なこと 「新しい力が出てきてくれたら」
スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」が独占インタビュー「強度を上げて追い込めたら」
巨人の坂本勇人内野手が8年ぶりの日本一奪回へ、若手選手の台頭を求めた。昨季は主将として初のリーグ優勝へ導いたものの、2012年以来の日本一には届かなかった。スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」の独占インタビューに応じ、「去年は僕とか丸とか、亀井さん、(岡本)和真が中心で野手はやってきたと思うんですけど、やっぱりもっともっと中心になれるような若い選手が出てきてくれないと。新しい力が出てきてくれたら、もっともっと可能性のあるチームになる」と若手野手へ奮起を促した。
昨季は全143試合出場し、打率.312、40本塁打、94打点をマーク。初のリーグMVPに輝く満点の働きっぷりだった。通算2000安打まで、あと116本。7月13日までの史上最年少到達に期待がかかる中、今春キャンプはマイペース調整が認められる「S班」で始動した。「キャンプは毎年チーム練習というか、そういうことにすごく時間がかかる。(S班スタートで)すごく自分の時間を多く使えると思っているので、すごくありがたいなと思っています」と原監督に感謝した。
キャンプ中は全体練習後に木の花ドームで精力的に打撃練習。「正直、キャンプよりも自主トレの方がトレーニングだったり、基礎的なことができる。その延長で。もっと強度を上げて自分を追い込めたらいいかなと思っています。自分の体の強さだったり、自主トレからやってきたことを延長して、さらにできる感覚なので、すごく嬉しいです」と充実感を感じている。「それ(若手の台頭)には僕たちがしっかりしないといけない」。今季も言葉とプレーでチームを牽引していくつもりだ。