ロッテ福田秀、見据えるのは“打倒千賀”「日本一の投手。打ち返してやりたい」
新天地では荻野がサポート役「ちょっとずつ緊張はほぐれてきました」
国内FA権を行使してソフトバンクからロッテに加入した福田秀平外野手が3日、古巣ソフトバンク千賀撃ちを誓った。沖縄・石垣島での春季キャンプ3日目を終え、すでに新天地にも馴染んできた。見据えるのは古巣との開幕戦だ。
3月20日の開幕戦は慣れ親しんだpaypayドームでのソフトバンク戦。「日本一のピッチャーがいるので彼から打ちたいなと、打てるようにしっかりやっていかないといけない」と開幕投手が予想される千賀との対戦を心待ちにする。
かつてのチームメートへの評価は高い。「僕の中では彼が日本一のピッチャーだと思います。『なんでノーヒットノーランできないの?』と常に言ってきた。去年達成しましたけど、それくらいのポテンシャルはあるピッチャー」と評する。「あいつは必死に? 簡単に抑えにくると思うので、そこをなんとか打ち返してやりたい」と闘志を燃やしていた。
新天地にも馴染んできた。メニュー間の移動は同じく外野を守る荻野貴司外野手らと一緒に行動。その荻野のサポートもあり、「初日はすごく緊張しましたし、今でも緊張しますけども、ちょっとずつその気持ちはほぐれてきました」と笑顔を見せていた。
(工藤慶大 / Keita Kudo)