燕2年目の市川は、1歳年下ドラ1奥川の“兄貴分” 2人で温泉浸かってリフレッシュ
市川は1年目の昨季、2軍で18試合に登板して1勝0敗だった
ヤクルトの高卒2年目・市川悠太投手が6日、宮崎・西都市で行われている2軍春季キャンプでブルペン入りし、84球を投げた。ドラフト1位ルーキー・奥川恭伸投手と仲のいい18歳のサイド右腕は「15試合登板」を今季の目標に掲げた。
ヤクルトの公式ツイッターなどによると、市川と奥川は最初の休日だった5日に西都市内の高齢者施設を訪問。サイン会、握手、記念撮影などでお年寄りと交流した。厳しい練習の合間には2人で温泉に入ってリフレッシュしているという。
市川によると、温泉では私生活や野球談議を交わしているそうで、奥川には「2軍でも凄い投手がたくさんいるのに1軍にはどんな凄い投手がいるんですか?」と聞かれたという。今年の新入団6選手で高校生投手は奥川のみ(3人が大学生投手、2人が高校生野手)。1つ違いの市川は“兄貴分”のような存在になっているようだ。
市川は明徳義塾高から2018年ドラフト3位でヤクルト入団。1年目の昨季は1軍登板はなかったが、2軍で18試合に登板して1勝0敗、防御率2.79の成績を残した。「今年は目の色を変えてやらないといけない。今の時点ではストレートがいい。今シーズンは15試合登板が目標」と2年目の飛躍を誓っていた。
(Full-Count編集部)