前田健太のツインズ移籍は実現するのか カギは18年MVP放出のRソックス
大型三角トレードはレッドソックスが故障歴のある剛腕グラテロルに不満を持っているとされている
ドジャースの前田健太投手、レッドソックスのムーキー・ベッツ外野手、デビッド・プライス投手らが絡む大型三角トレードは、レッドソックス移籍予定の剛腕ブルスダー・グラテロルの身体検査で異常が発覚。まだ各球団からの正式発表に至っていないが、ドジャースとツインズの2球団がトレード実現に自信を持っているという。
前田のツインズ移籍が実現すれば、新天地ではベリオス、オドリッジに次ぐ先発3番手と期待される。ツインズの地元メディア「スタートリビューン」のツインズ番ラビーレ・ニール3世記者は、この日のツインズ情報をレポート。「今日、あるツインズの球団関係者は、契約が完了する事に関する自信を表した」とツイートした。
18年MVPベッツと通算150勝左腕プライスの獲得を目指すドジャースも自信を持っているようだ。米紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「レッドソックスとツインズは右腕グラテロルの医療記録に関する(認識の)食い違いを、ドジャースを巻き込まずに解消しようとしている最中だ。2球団は解決に至ることになり、ドジャースは依然として、ベッツとプライスはLA移籍が決定すると非常に自信を持っている」と伝えた。
グラテロルは16年に右肘のトミー・ジョン手術を受け、昨季は右肩痛で約2か月離脱。レッドソックスは故障歴などを盾に、交換する選手、金銭の追加を求めている模様だ。果たしてトレードは“破談”し、前田健太はドジャース残留となるのか。日米が注目する事態に発展している。
(Full-Count編集部)