阪神原口、初対外試合の8日中日戦で“開幕捕手” 正妻獲りへ「アピール」
今季初の対外試合となる8日の中日戦では先発・秋山とバッテリー「持ち味を引き出して手助け」
阪神の原口文仁捕手が7日、今季初の対外試合となる8日の中日戦(北谷)に向け意気込みを語った。2年ぶりの沖縄・宜野座キャンプに参加している原口は「5番・捕手」としてスタメン出場する。
昨年は大腸癌のために不参加だったが、今季は他のメンバーと共にキャンプを過ごし「やりたいメニューをしっかりやれてますね。元気に沖縄にきて、どれだけ嬉しいことか」と振り返った。ブルペンで投手陣とコミュニケーションを取り、内外野との連携、打撃練習とここまでフルメニューをこなしている。
昨季は6月4日のロッテ戦(ZOZOマリン)で234日ぶりに1軍出場を果たすと、代打で左翼フェンス直撃のタイムリー二塁打。その後も1軍の戦力として43試合に出場し打率.276、1本塁打11打点と復活を果たした。初の対外試合となる8日の中日戦では「5番・捕手」でスタメン出場し先発・秋山をリードする。
「キャッチャーとして落ち着いて秋山をリードして、しっかり活躍したい。ピッチャーも必死になってアピールする。持ち味を引き出して手助けできるようにやっていきたい」
2年連続でゴールデングラブ賞を獲得した正捕手・梅野らと捕手争いを続ける原口は「捕手としてスタメンで数多く出ること。実戦でアピールしていきたい」と、意気込みを口にした。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)